マイペースについて

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マイペース-

八十嶋悠介の作・演出による演劇プロジェクト。

2012年結成。劣等感を笑いで包み込む軟弱なシチュエーションコメディを上演。

【受賞歴】

遊戯祭16『聴かせておくれ清志郎』最優秀賞

参加作『ロックンロール捨てる』で受賞。

らてるね賞2016(北海道演劇宣伝美術賞)大賞

劇団アトリエ『蓑虫の動悸』と劇団パーソンズ『宇宙のはしっこ、はんぶんこ。』で受賞。

– – – 年表 – – –

2007年 札幌学院大学に入学。劇団SON’sSUN入団。水色のTシャツに水色のスニーカーを合わせる爽やかさ。爽やかすぎたのか友達はできず。

2008年 大学二年生。同期6人を集めて45分の短編作品『カンヅメ』を上演。制作の竹内も出演していた。

2011年3月 卒業単位を捏造。

2012年3月 『彼はもうダメかもしれない、』 レッドベリースタジオ

作/吉田健人 演出/山本拓樹

出演/八十嶋悠介、山本拓樹、山谷怜

マイペース名義による初公演であり、事実上の卒業公演。山谷怜さんを客演に迎える。

2012年10月 『ハナ』 演劇専用小劇場BLOCH

作・演出/八十嶋悠介

出演/山本拓樹、吉田健人、高橋未和、小池瑠莉、八十嶋悠介

短編作品上演企画、テアトロリストランテの参加作。花言葉をモチーフにしておしゃれな演劇を作ろうとした。道具で生花を使用したため、最前列のお客様にはフラワーの香りをお届けした。

2013年10月 『ナイスバッティング』 演劇専用小劇場BLOCH

作・演出/八十嶋悠介

出演/山本拓樹、齋藤皇、竹内麻希子

BLOCH FRESHVAL参加作。おしゃれな演劇を作ろうとした反動で笑いに貪欲になる。コントと演劇の間のものを作りたいと団体紹介のVTRで言っていた。東京03やバナナマンの影響を受けまくっていたのだろう。やってみたらコントになった。

2014年〜2015年

会社に勤め、演劇から離れる。同時に他劇団の公演チラシデザインを担当することが増え、チラシの人になる。

2016年4月 第1回公演『ロックンロール捨てる』 ターミナルプラザことにパトス

作・演出/八十嶋悠介

出演/村上友大、倖田直機、キャス太、大谷岱右、三上翔、がりん、寺地ユイ、中ノ里香

遊戯祭16『聴かせておくれ清志郎』参加作。潰れている芸能事務所をどうにかしようとしたり、しなかったりする話。最優秀賞を受賞し、舞台上で泣く姿がSNSで拡散される。

2017年3月 第2回公演『けものになりたい』 演劇専用小劇場BLOCH

作・演出/八十嶋悠介

出演/小倉佑介、久保章太、キャス太、和泉諒、サイトータツミチ、村中勇斗、岡今日子、寺地ユイ、小林なるみ

「目隠ししながら踊ろうぜ」つらい状況ではしゃぎ倒す10代のともだちの話。特に優勝したわけでもないのに、千秋楽の役者紹介の際に涙ぐむ。上演日は3月にもかかわらずスイカを使う話にしてしまったため、amazonで沖縄からスイカを取り寄せることとなった。

2017年11月 第3回公演『ばかもののすべて』生活支援型文化施設コンカリーニョ

作・演出/八十嶋悠介

出演/倖田直機、むらかみ智大、キャス太、大谷岱右、小倉佑介、三上翔、戸田耕陽、寺地ユイ、中ノ里香、小林なるみ

和菓子店の主人が亡くなり、その子供たちによる遺産相続についてのモロモロ。タイトルからわかるように、思いっきり力んでつくった公演。ベストアルバムを出して解散するバンドの気持ちってこういうものなのかと思ったが違うかもしれない。初の試みとして、アフターコントを上演。上々の反応を得るが、アンケートがコントの感想で埋め尽くされる事態に。

2018年11月 第4回公演『この夜が明けてくれるな』演劇専用小劇場BLOCH

作・演出/八十嶋悠介

出演/倖田直機、湊谷優、小倉佑介、キャス太、戸田耕陽、和泉諒、村中勇斗、古川侑三朗、寺地ユイ、五十嵐穂、小林なるみ

記憶とお金が引き換えになる人形を手に入れた三十路男たちの、ファンタジー風しみったれコメディ。4作目にしてファンタジーをやってみたところ、わりと好評を博す。公演直前にキャス太が足を怪我したため、松葉杖で出演。松葉杖を器用に駆使した演技を見せる。アフターコントを調子に乗って3ステージに増量。『劇よりも芸人としてやった方がいい』との声をもらい、感情が渋滞する。

2019年8月 『ラスト・ショウ』 札幌市教育文化会館大ホール

作・演出/八十嶋悠介

出演/サイトータツミチ、湊谷優、鎌塚慎平、キャス太、戸田耕陽、中ノ里香、寺地ユイ

教文短編演劇祭参加作。解散に直面した漫才師のボケツッコミバトル。要素として漫才を入れることはあったが今回は漫才そのものを題材にした。サンパチマイク使えた。満足。結果は5組中4位でした。