お寿司とデザイン
先日、劇団アトリエ『もういちど~蛙飛びこむ水の音~』のチラシをつくりました。
演劇のチラシを作っていて、楽しいのは裏面です。公演情報、日時とかチケット料金とかはだいたい裏面に固めるのですが、A4とかB5の中でどう納めるかを考えるのが楽しい。
ここにこれを持ってきて、こっちのスペースを広くして・・・と、まるで自分で作ったパズルを自分で解いているような感覚です。
演劇のチラシで、裏面をクオリティ高くつくれる人はデザインがうまい、と言えると思います。
表面のメインビジュアルは発想力があればインパクトのあるものが作れます。
ですが裏面のクオリティは写真や文字の情報をどう組み合わせるかにかかっていて、それはデザインの基本でもあります。基本がきちんとしていれば、全体のクオリティが担保されます。お寿司はネタがおいしいのはもちろんだけど、その下の米がお寿司全体のおいしさを支えています。それと似たことだと思っています。
ああ、うまい寿司をつくりたい!なんの話?
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