らてるね賞

らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)で、2016年の大賞をいただきました。

「らてるね」はドイツ語で手提げランプのことだそうです。普段暗がりにいる僕がぽうっと照らされました。照れます。

お腹が空いて、外観がきれいじゃなくあまりおいしそうじゃないお店になんとなく入って、実はおいしかったということがあります。なんか得したなと思う一方で、もったいないとも思います。

演劇のチラシをつくるときは、おいしいお店をおいしそうに伝えることを目指します。だからまずは、店主がつくった料理(または食材)を自分が食べてみて、どこがどういう風においしいのかを考えることから始めます。店主をまじえて。

今回賞をいただいた2つのチラシも、そうしてつくったチラシです。作品の価値を宣伝美術の価値で支えることができたなら、それはとてもうれしいことです。

劇団アトリエ(現:クラアク芸術堂)小佐部さん、劇団パーソンズ畠山さん、関係者のみなさん、チラシを手に取ってくれたみなさん、選んでくれた審査員の方、ありがとうございました。

 

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